モロッコ・・・シャウエン、フェズ
ポルト→マドリード→タンジェール→シャウエン。LCCフライトとグランドタクシーとミニタクシーを乗り継いで、青い村シャウエンを目指した。
初、アフリカ!タクシーのシステムが独特すぎて、戸惑いながら、ぼったくりを避けながら、なんとか村に到着した。迷路のような道を歩くたび、「かわいい」「かわいい」と声をかける人たち。日本人観光客がよく来ていたことがわかる。
それにしても、この旅で出会った日本人は現地駐在の1組だけ。中国人は一人も見かけなかった。よく見かけたのは、そこら中に穏やかな野良猫。ここは、貧しくても豊かな村と感じた。
食事はタジンが中心。パンがカサカサなのは、このタジンと一緒にいただくからと勝手に想像した。ホテルは、迷い道の奥まっていない、内装のいいポイントで選んだ。なんでもありでわくわくはするものの、落ち着かない。「かわいい」から良しとしよう。
シャウエンからフェズまで、パスで5時間。プランでは、時間の自由がきくタクシーにしようと考えていた。長女の提案で、早めの定刻のバスでフェズに向かうことにした。スマホを使いこなす長女のおかげで料金は1/10だった。
モロッコの宿泊と言えば、貴族の館リアド。ピンからキリまである中。迷宮のフェズで迷わないように有名な門近くのホテルを予約した。それでも、ホテル入り口がさりげなさ過ぎてウロウロしてしまった。私たちを迎えてくれたホテルスタッフのハンザがとても感じよくフェズの印象がアップした。ところが、そのあと出会った男性2人は噂通り、ぼったくりだった。お土産も気が付いていないけど、そうだったかも。
レストランで出会ったサバというかわいい女の子との出会い、メディナで迷子になった私たち、ユダヤ人街で私が声をかけたことでマダムを怯えさせたことなどのエピソードはすべて、笑える。